見下す蠍の徒然

見下す蠍の徒然

IF YOU WANT TO FIGHT, BE STRONG!!

John Norum - Face the Truth(1992)

昨日に引き続きジョン・ノーラムのソロから。前作Total Controlのあと、何がどうなったかDokkenの名称を使えなくなったドン・ドッケンさんが結成したDon Dokkenに参加し(ドンいわくソロプロジェクトではなくバンドということですが、1作っきりだったことから察するに……なかなかいいアルバムです。)、その後作ったアルバム。一番の話題はグレン・ヒューズリードボーカルで参加していること、ヨーロッパのジョーイ・テンペストのゲスト参加。いいアルバムですが、前作にあった北欧っぽさがなくなっているのはやや残念なところ。

 

1曲目タイトル曲がいきなりアルバムのハイライト。ただし北欧っぽさはないです。
歌メロが非常に格好良く、特にバースがよい。グレンの歌い回しがいいのですが、グレンがボーカルを取っている曲ではグレンがクレジットされていることから考えるに、歌メロには彼からのインプットがあるのでしょうか。ソロも1stのものと傾向が違います。ゲイリー・ムーアばりの速弾きだったのが、少しドンドッケンでの修行の成果がでたのか、引きを意識したソロになっています。
あと、最後のサビの前のリフがいいですね。ヨーロッパっぽさはどこに言ったのかわかりませんが、とてもいい曲です。

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2曲目と4曲目はジョンのボーカルですが、なぜ歌ってしまうのか。2曲目なんかはソロの冒頭のエキゾチックなフレーズがたまらないんですけどね。4曲目はシン・リジィのカバーということで、歌うのは致し方ない気もしますが……グレンが歌ったほうが良かったと思います。

3曲目はバラード、ソロは良いです。

 

5曲目のWe Will Be Strongはジョーイとの共演。辞めた後のヨーロッパの曲に聞こえるけども、まあいい曲です。再結成ヨーロッパではこういう明るい曲は存在しないので、ある意味貴重ですね。

 

7曲目のTime Will Find the Answerが叙情味溢れる、このアルバムのもう一つのハイライト。グランの歌い回しがとてもいいです。サビはやや単純ですが……

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こういう曲にはゲイリー・ムーア風のソロはよく合います。

 

インストが9曲目に入ってますけど、これは前作のと比べていまいち。

 

10曲目はグレンが参加したプロジェクト、Phenomenaのセルフカバー。ただ、あっちの方がシンセがうまく使われててよかったです。まあ元の曲はいいので、ここでもいい曲にはかわりません。ソロはこっちのほうがいいかも。Phenomenaもいいので、聞いてみてください。

 

 全体として曲のクオリティは前作より上がっていると思いますし、グレンの歌にあった曲が用意されながらも、その中でジョンは個性を出したソロを弾いているいいアルバムだと思います。87点。

ただまあらしさは完全にないよね?再結成ヨーロッパともなんだか違うし……

 

ジャケは引き続き……と言うかセンスがインギーと同じですよね?

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