見下す蠍の徒然

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見下す蠍の徒然

IF YOU WANT TO FIGHT, BE STRONG!!

【艦これ】防空について(カッコカリ)

気づいたら冬イベントの告知がされましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

牧場したりまるゆのために大型最低値を回したりしたせいでさっぱり備蓄が進んでおりませんが、比較的小規模ということで、なんとかなりそうな予感がしております。

 まあ前回はダブルゲージとか前進ギミックとかあらゆる手段を駆使してイベント容量をマシマシにしてきたので、イマイチ信用できませんが。まあ4海域くらいなんでしょう。昨年の礼号作戦は3海域のダブルゲージで実質4海域でしたが、それより少し大変、と言ったくらいで収まるでしょうか。

 

前置きが長くなりましたが、航空攻撃に対する防空というのは、前回の2016秋イベントで大きく注目されたところであります。また、墳式強襲の実装により、深海棲艦側からの墳式強襲も十分に予想できるところであり、それを一回目の強襲で撃ち落としておくためにも、防空体制の強化は必須と言える状況にあるといえます。

そこで、今回は防空について、自分のための備忘も兼ねて一つ書いてみることにしました。

内容としては、防空の計算、対空カットイン、改修の有効性、この辺を書いていきたいと考えております。

 

1.防空計算

一、防空のステップ

例によってWikiによれば、深海棲艦が繰り出した航空攻撃に対するこちらのアクションは、以下のとおり。

航空戦 - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*


①航空戦による撃墜
②敵艦載機各スロットに対する防空担当艦の割当て
③加重対空値のみを参照した割合撃墜
④加重対空値と艦隊防空値を参照した固定撃墜
⑤最低保障分の撃墜(最低1機)
この5ステップを経て到達した敵艦載機が、こちらに航空攻撃を仕掛けてくる、ということになります。ここまでにゼロに出来れば、そのスロットからの攻撃は受けませんし、ある艦の全スロットをゼロに出来ればその深海棲艦は航空攻撃を仕掛けてこず、いわゆる”棒立ち”になります。全スロットを撃墜すれば、航空戦によるダメージはゼロです。

もう少し詳細に書くと、航空機による撃墜後、まず一つ一つの艦載機スロットに防空担当艦が割り当てられます。その担当に即し、割合撃墜が行われ、次に固定撃墜が行われることになります。わかりにくいのですが、④では艦隊全体の対空値を元に計算が行われますが、撃墜するのはあくまでも担当艦です。

なお、③と④の撃墜はそれぞれ50%の確率で成功します。

 

①航空攻撃による撃墜

こちらの艦上戦闘機による、敵艦上攻撃機艦上爆撃機の撃墜。この撃墜は制空権の確保状況による割合撃墜のみ。
制空権確保―0~100%
航空優勢―0~80%
航空均衡―0~60%
航空劣勢―0~40%
制空権喪失―0~10%
となりますが、航空均衡と航空劣勢は表示上判断がつかないので注意。いずれにせよ、全てランダムなので、ここだけを頼りにするのは考えもの。確率上は、ここだけで相手艦載機が全滅、というのもありえますが……

 

③割合撃墜

割合撃墜は、以下の計算式でなされます(Wikiより)

 

割合撃墜 = (加重対空値/400)*相手スロット機数[機](端数切捨て)

 

ここで参照される加重対空値は、以下の計算式により算出されます(Wikiより)

 

加重対空値 = A × [X / A] 内は端数切捨て
X = 艦の素対空値 + 各装備の{装備倍率 × (装備対空値) + 改修係数(加重対空) × √(★改修値)}の合計 (端数切捨て一切無し)
※Aは迎撃艦の装備数で変化、何にも装備していない場合は1、アイテムを1つ以上装備している場合は2

 

おそらく何かしら装備をしているでしょうから、Aは2となります。したがって、端数の切捨ては必ず行われることになります。
改修による上昇値は別計算になるので、装備改修がかなり重要になります。

各装備の装備倍率は、装備の種類ごとに定められた値です。具体的には、高角砲・高射装置が4、対空機銃が6、電探が3、他が0。
改修係数は、高角砲が3、電探は0、対空機銃が4。※ただし、高射装置には倍率がある可能性あり


ここで、一つ例をあげます。わかりやすく、おそらくもっとも使われている組み合わせであろう、
秋月改(近代化改修済)に未改修の10cm連装高角砲+94式高射装置(以下、秋月砲)を2つ、13号対空電探改を装備した場合の対空です。相手スロットはWikiに習って4-5の港湾棲姫の最大スロット180としましょうか。

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秋月改の素の対空値は116、秋月砲の対空値は10、13号対空電探改の対空値は4です。したがって、この装備をした場合の加重対空値は、
X=116+(4×10)+(4×10)+(3×4)=214
A=2
加重対空値=2×[214/2](内の端数切捨て)ですので214です。

したがって、
割合撃墜=(214/400)×180=96.3の端数切捨て、96機が撃墜されることになります。仮に①で50%以上撃墜していれば、これでスロット全滅ですね。

 

④固定撃墜

こちらは、艦隊防空値も参照されます。計算式は以下のとおり(Wikiより)

 

固定撃墜 = {(加重対空値 + 艦隊防空値)*対空カットイン変動ボーナス補正}/10[機](端数切捨て)

 

艦隊防空値の計算式は、以下のとおり。素の対空値は関係がないところがミソです。

 

艦隊防空値 = [陣形補正 × (各艦の艦隊対空ボーナス値の合計)] × (2 / 1.3) []内は端数切捨て 
各艦の艦隊対空ボーナス値 = [各装備の{装備倍率(艦隊防空) × 装備対空値 + 改修係数(艦隊防空) × √(★改修値)}の合計] (全装備合計後に端数切捨て)  

 

装備倍率、改修係数は加重対空値と異なるのでややこしいですが注意。
装備倍率は、主砲(赤)、副砲(黄)、対空機銃、艦戦、艦爆、水偵が0.2倍、高角砲(主砲/副砲)、高射装置が0.35倍、電探が0.4倍、三式弾が0.6倍。
改修係数は高角砲(主砲/副砲)が3倍、高射装置が2倍、電探が1.5倍。
陣形補正は複縦陣が1.2倍、輪形陣が1.6倍、他が等倍。輪形陣が対空向き、というのはここにあります。

ひとまず、上の秋月改の艦隊防空ボーナス値を計算してみましょう。スロットの割当ては、②で設定したものと同じとします。
[(0.35×10)+(0.35×10)+(0.4×4))]=8です。
仮に、同じ装備の秋月改、照月改、初月改、まあ後は誰でもいいんですが、烈風ガン積みの加賀改、飛龍改二、蒼龍改二がいるとしましょう。陣形はわかりやすく単縦陣とします。
空母’sはすべて同じ装備、そしてスロット数は関係がないので、以下のようになります。
[(0.2×10)×4]=8
したがって、艦隊防空値は、[1×48]×(2/1.3)=73.8461538462です。ここでは端数は切り捨てません。

対空カットインは色々ありますが、後述します。ここでは、秋月型のの固有カットインが1.7倍ということのみ示します。

すると、この例での固定撃墜は、

[{(加重対空値214+艦隊防空値73.8461538462)×カットインボーナス1.7倍}/10機]=48機です。

すなわち、スロットから48機撃ち落とせます。20スロットなら成功すれば全滅ですね。
ちなみに対空カットインが発動しなかった場合、30機になります。

 

⑤最低保障

最低でも、1機は撃墜される仕様です。また、対空カットインが発動した場合、それに応じて固定ボーナスが与えられます。秋月の固有カットインの場合、+7なので8機です。

 

二、まとめ

⑤は確実に発動しますが、他は全てランダムです。①はランダム性が高すぎるので割愛します(逆に言うとあまり頼れない)。③と④は5割で発動します。また、カットインの発動の有無という要素もありますので、以下の組み合わせがありえます。横に、上記例での撃墜数も示します。

{割合撃墜成功、固定撃墜成功(対空カットイン発動)}152機
{割合撃墜成功、固定撃墜成功(対空カットイン失敗)}127機
{割合撃墜成功、固定撃墜失敗(対空カットイン発動)}104機
{割合撃墜成功、固定撃墜失敗(対空カットイン失敗)}97機
{割合撃墜失敗、固定撃墜成功(対空カットイン発動)}56機
{割合撃墜失敗、固定撃墜成功(対空カットイン失敗)}38機
{割合撃墜失敗、固定撃墜失敗(対空カットイン発動)}8機
{割合撃墜失敗、固定撃墜失敗(対空カットイン失敗)}1機
上の例の場合、以下のようになります(計算式は省略))
 

2.有効な装備(対空カットイン)

一、対空カットイン

対空カットインの組み合わせは、上記で引用したWikiを御覧ください。
特に有効なものを抜き出すと、


秋月型:高角砲・高角砲・対空電探→補正1.7倍、固定ボーナス7機(発動の優先順位は最も低い)
秋月型:高角砲:電探→補正1.7倍、固定ボーナス6機(他の装備が可能、優先順位については同上)
摩耶改二:高角砲・特殊機銃*1・対空電探→補正1.65倍、固定ボーナス8(補正は2位、固定ボーナスは1位。機銃を補強増設に装備し、偵察機と主砲を積むことで、主電カットインおよび夜戦連撃が可能)
摩耶改二:高角砲・特殊機銃→補正1.5倍、固定ボーナス6機(補強増設なしで主電カットインおよび夜戦連撃が可能。また補強増設に機銃を装備し、主砲を二つと偵察機を積むことで、昼戦連撃も可能。)

 

このあたりは補正ボーナスも固定ボーナスも高く、狙う価値のある組み合わせといえます。また、五十鈴改二、皐月改二、霞改二乙および鬼怒改二には専用のカットインが用意されており、効果は劣るものの、夜戦連撃や先制対潜と両立しながらの対空カットインが可能になることがあるので、これらの艦娘を編成に入れる場合は考慮しても良いかもしれません。

 

ニ、有効な装備

 さて、上の対空カットイン可能な装備が有効な装備なことは論を待つまでもありませんが、他にも有効な装備というのはあります。といっても、戦艦*2や軽巡*3の弾着観測射撃装備や、駆逐艦の先制対潜装備など、他に何も入れようがないものもありますが、駆逐艦の連撃装備や、重巡洋艦の主主偵の余った1スロなど、考察の余地があるスロットもあるはずです。そこに対空兵装を入れたらどうか?というのがここの主題。当然ですが、夜戦装備や命中率上昇のための水上電探との比較になることを考慮してください。

 

①機銃のススメ

2016秋イベのあまりにも激しい空襲に、駆逐艦や重巡の余ったスロットに機銃を積んだらどうなのか?という話がにわかに持ち上がりました。また、補強増設スロットに機銃が積めることになったため、スロットが余っていなくとも、補強増設スロットをつけ、機銃を積むのはどうなのか?ということも考えられます。

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積むならこのあたりか。この中では集中配備のみ少し対空が劣りますが、改修可能という大きなメリットを持っています。

機銃の注意点は、加重対空値については装備倍率6倍、改修係数4倍という高い効果を持つ一方で、艦隊防空値に対しては共に等倍であること。自分のところに来た敵機のみを撃ち落とす、と考えればイメージが湧きやすいでしょうか。したがって、機銃のそれぞれの対空値に寄与する割合はかなり異なります。

対空+10の機銃を一つ積んだ場合、加重対空値は60、艦隊防空値は15.3846153846(単縦陣の場合)上昇します。したがって、割合撃墜は0.15×相手スロット機数、固定撃墜は7機(対空カットイン失敗)増えるわけです。仮に20機のスロットなら、両方成功すれば10機撃墜数が増えるわけですから、かなり大きな効果といえると思います。理想をいえば、全艦に補強増設を施し、機銃を積みたいところですが……まあそれは費用対効果が低すぎますが、空襲が激しい海域なら主主銃や主主銃偵というのも十分有効な選択肢になりえます。

 

②阿武隈や雷巡に秋月砲?

このあたりも2016秋に出てきた話だと思います。十分に雷装が高く、夜戦での活躍が期待できる彼女たちに、魚雷や副砲ではなく高角砲を積んで防空の強化を図れないか?という話。

十分あり得る話だと思います。といっても相手の装甲との兼ね合いになるのですが、特に雷巡は副砲で装甲強化などど言われていたわけですし、そこに高角砲を積んで対空を上げることはありなのではないでしょうか*4

 

③摩耶様の装備

補強増設の恩恵を最も受けたのが摩耶改二。今までは最高の対空カットインを実現しようと思うとどうしても弾着観測射撃を捨てざるを得ず、防空専門となってしまっていた摩耶様ですが、機銃を移すことができることになり、実質5スロットともいえることになりました。こうなったら当然最高の対空カットインを狙いつつ、何ができるか?という装備を目指すしかありません。

ます対空カットインに必要なのが、特殊機銃・高角砲・対空電探です。それぞれ最強の装備は、

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改修を考えれば、高角砲は90mm単装高角砲、機銃は集中配備、電探は21号対空電探改にする余地がありますが、単純な対空値だとこの装備になります。全部外国産というあたり、日本の海軍が如何に対空を軽視していたかよくわかりますね。

そうすると空きは2スロットになります。そこに、主砲(3号砲がベター)と偵察機を積めば、昼は主電カットイン、夜は連撃が可能になります。連撃は120%×2回なので、130%×1回の主電カットインは威力においては劣りますが、これまで何もできなかったこと、および命中上昇の効果を考えれば、効果的と言えるでしょうね。

ちなみに運を上げた上で、魚雷を二つ積んで魚雷カットインを目指す、というのもあるらしいです。

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こんな装備になります。秋月砲2、13号対空電探改を装備した秋月改の見た目の対空値が140ですから、それに勝るとも劣らない数字。ちなみに加重対空値で比較すると、

摩耶改二:(素の対空値106)+(FuMO25レーダー)7×3+(5inch連装砲MK.28 mod.2)9×4+(Bofors 40mm四連装機関砲)10×6=223

秋月改:(素の対空値116)+(10cm連装高角砲+94式高射装置)10×4×2+(13号対空電探改)4×3=214

多少ですが摩耶改二が上回ります。艦隊対空ボーナス値は、

摩耶改二:(20.3cm(3号)連装砲)4×0.2+(FuMO25レーダー)7×0.4+(5inch連装砲MK.28 mod.2)9×0.35+(Bofors 40mm四連装機関砲)10×0.2+(零式水上観測機)2×0.2=9.15

秋月改:(10cm連装高角砲+94式高射装置)10×0.35×2+(13号対空電探改)4×0.4=8

 ここでも摩耶改二の方が上回っています。もっとも、改修を考えれば、秋月改も勝るとも劣らずと言った感じです。

3.改修のススメ

上記の計算は、全て未改修を前提としてきました。しかし、一つでも星をつけるだけで、改修係数分対空値が上がりますので、ぜひとも改修は行いたいところです。以下、「防空は改修が本体」と言われる所以を解説していきます。

再び秋月に登場してもらいましょう。10cm高角砲+高射装置は秋月・照月を二番艦とし、ネジ3本で☆6まで、それ以降は10cm高角砲を餌として改修可能です。仮に☆を一つ付けます(全ての秋月砲に☆を同じだけ付けます。以下同じ。)。対空カットインは不発とします。そうすると、
加重対空値=2×[{116+(4×10+3×1)×2+(3×4)}/2]=220、割合撃墜=220/400×180=99機
艦隊防空ボーナス値の合計=[(0.35×10+3×1)×2+(0.4×4)]×3+[(0.2×10)×4]×3=66、艦隊防空値=[1×66]×2/1.3=101.538461538、固定撃墜数={(220+101.538461538)×1}/10=32機
となります。それぞれ☆を一切つけなかった場合、同じ条件だと割合撃墜が96機、固定撃墜が30機ですから、それぞれ3機、2機ずつ撃墜数が増えることになります。カットインが発動すればもう少し増えますし、両方成功すれば5機減るわけで、場合によっては大きな効果が見込めるのではないでしょうか。また、割合撃墜は180機と途方もないスロットを対象としたのでわかりにくいですが、固定撃墜の場合相手に関係なく2機増えるので、固定撃墜を考えるとより有効といえます。

次に、☆4まで上げた場合の数字を示します。計算過程は省略。
割合撃墜は101機、固定撃墜は35機
さらに3機ほど増え、改修効果はより強くなります。

☆9や☆10は自分で計算してみて下さい。端数切捨ての都合上、火力とは異なり☆1、☆4、☆9で止めるのがベストとは限りません。

 なお、電探も改修が可能ですが、改修係数が1.5と低く、費用対効果は低いので、後回しにしても良いと思います。

 

ここまで書いておいて何ですが、この記事はもう少し充実させようがあると思いますので、そのうち書き足すかもしれません。特に連合艦隊周り。
もっとも、ここにある内容だけで十分な防空は可能なはず、です。イベントまで約1月、対空装備の改修をなさってはいかがでしょうか?

 

※1月19日

連合艦隊の場合について記事を書きました。

look-down-scorpion.hatenablog.com

 

 

*1:特殊機銃とは、25mm三連装機銃 集中配備、Bofors 40mm四連装機関砲、QF 2ポンド8連装ポンポン砲の3種。この中では集中配備のみ改修可。なお、補強増設スロットに装備可能。

*2:主主徹偵

*3:主主偵

*4:おいおいここは夜戦キャップなども含めて書き足す予定