見下す蠍の徒然

見下す蠍の徒然

IF YOU WANT TO FIGHT, BE STRONG!!

Walk the Earth - Europe(2017)

断言します。かの名作The Final Countdown以降ギターとキーボードのバランスを見失い続けてきた彼らがようやくそれを取り戻した傑作だと。Out of This Worldからの2枚はキーボードに偏重しすぎ、再結成後はギターに偏重しすぎ、というバランスが取れてないところがあった彼らだと思うのですが(それにしても再結成2作目Secret Societyは傑作ですが)、このアルバムではついにその妙を取り戻したと思います。

 

それは1曲目から明らかです。基本的にギターリフが主導で曲を進めていく路線に変わりはないのですが、主張が強くなってきている、単純化するとキーボードを抜くと違う曲になってしまう、そう思わせてくれます。

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その中で過去最大にリラックスしたジョーイのヴォーカルがいい味を出している。なにしろデビューから35年近く経過し、Seven Doors Hotelのように声を張り上げるわけにはいかないのはわかっていますが、ここにきて堂々たる風格を備えてきたなあという印象。

 

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このようにドライブしている曲でもバランスが保たれていい感じ、メロディもここ3作で一番充実しているんじゃないかな。

 

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僕はこれはバラードだと思いますが、サイケなところもあっていい感じの曲。

終始ルーズな雰囲気が漂いますが、

 

全部で約40分ほどとコンパクトなのも好印象、このような路線だと1時間を越えてしまうとどうしても似たような曲が出てきてしまいそうなものですが、それをうまく回避してます。

付属のDVD(2013年ラウドパークの映像)は未聴。

 

★★★★★