見下す蠍の徒然

見下す蠍の徒然

IF YOU WANT TO FIGHT, BE STRONG!!

Judas Priest - Firepower(2018)

正直驚いた、というのが一聴しての印象。ロブ復帰以後は良くも悪くも落ち着いた感じのアルバムが続いていて、それはそれで結構好きだった(Battle CryやNostradamusは大名曲だと思います)んですが、一気に若返ったか?と思いました。よくよく聞いてみるとそういったエピックな曲は結構あるので、全体としてそこまで変わったわけではないですが、最初2曲のイメージがそうさせるのかと。彼らでつかみの曲のイメージでアルバム全体のイメージが既定された例がPainkillerですが、それに近いでしょうか。

 

一曲目のタイトル曲Firepowerがいきなりアップテンポの曲で少しびっくりし、吐き捨てるようなサビにもすこしドキッとします。スピーディーな曲。二曲目もアップテンポの曲ですが。サビ後のスクリームが印象的。ポップな曲です。DAMかJOYか忘れましたが、早くもカラオケに入っていました。ロブ復帰後の彼らって、最初の曲がミドルテンポ(Judas Rising/Angel of Retribution)、イントロ(Dawn of Creation/Nostradamus)、ブルージー(Snakebite/Redeemer of Souls)といった入り方だったので、逆に新鮮です。なにしろロブ復帰から13年経ってますからねえ……Sin after Sin(1977)からPainkiller(1990)と同じ期間と考えるととんでもない長さです。

 

そこからは打って変わってミドルテンポのエピカルな曲が続きますが、その中でも白眉がインストGurdiansの後に続く8曲目Rising from Ruinsではないでしょうか。ロブの歌の巧さがはっきりとわかる名曲です。レコードでいうと、B面に入ってイントロから入る曲ということで、気合の入った曲に感じました。

 

そこからも一定のクオリティを備えた曲が続く、ロブ復帰後でも一、ニを争うアルバムではないでしょうか。

彼らを巡る状況は大変なようですが、それを吹き飛ばす快作だと思います。

 

★★★★★

 

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 2曲目のPVと、

8曲目。

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しかしなにをどうやってもジャケはダサいと思う。